衰退する原因

新しい作業を既存のルーチンの中に組み込まれることを嫌う。
新しい事、現状が変化することを疎まがり、もっともらしい理屈を並べて排除しようと抵抗する。
気付いた頃には一般化したそのルーチンについていけず、取り残されるだけならまだしも、安穏としていた職場さえなくなる・・・。
本日の営業先のスタッフはそんな方でした。
こういう空気はその場の代表的な一人の人間の行動に流される傾向にあるので、おおよそその職場の色として判断できる傾向がある。
こちとら何百という営業先でスタッフと会話したりしているわけで、どれほど「アンチ」な話を例として挙げられても、同じ状況説明から逆の答えを導き出すスキルもあるわけですよ。
こういう幼稚な会話を聞いていて必ず頭に浮かぶのが、子供の頃、ラジカセ欲しさに親に向かって「勉強に使うために英会話のラジオ番組とかを録音したいから」と、「絶対そんなことに使わねーだろ!」という理屈を並べて買ってもらおうとするチープな思考回路で交渉していた自分の事。
多面的要素(何にでもある)の負の部分だけを拒否するための材料に使おうとする浅はかさはコチラが恥ずかしくなるのでやめて欲しいと思う。
負の部分を強調したいなら、正を肯定し、なおかつそれを上回る話をしてくれ。
負の部分しかないようなシステムだったら、とっくにうちの会社は潰れてるよ!
・・というような内容を、営業中にカチンと来た私がやり込める形になってしまったので、今日の営業、契約はもらえないと思います(笑。
結論として、私は営業失格と言うことになるな・・・(やべー)。
有難い事に、クライアントさんは「導入したい」と言ってくれたんですけど、先にスタッフを入れ替えた方がいいと思いますよ(過去実際入れ替えたクライアントさんがいます;;;)。
でもまぁ、スタッフがこういう風に自分勝手な解釈が出来るところって、大概クライアントさんが優しい(弱いとも言う)と言うのが共通点でもあるんだけど。
逆に自分の会社ではワザとこの意味を使って(ギャグとして)社長におねだりする時とかありますけど、あれはこういった会話に対するアンチテーゼです(笑。