予言者現る

10/16〜新浜太鼓祭り!

昼から1件営業を終えて松山空港へ。
帰りの便(ボンバルディアね)に乗り込むと、一人の女の子がグズっている。
「ヒコウキこわいの〜〜!」と言って泣きじゃくっている。
見た目2歳くらいだろうか。
日本語の使い方のニュアンスも間違っていたりするお年頃だw。
「初めてで不安なんだろうなぁ〜」と、最初はニコニコして見ていたものの、一向に泣き止む気配がない。
ナイどころか、その泣き声はますます大きく、かつ拒絶的な絶叫に変ってきた。
「イヤーー!!、降りるーー!!、ヒコウキとめるーー!!」
そうこうしているうちにプロペラが回転しだし、ゆっくり滑走路向かって飛行機が移動を始めると更にその恐怖はMAXに!
「ギャー!!、ヒコウキこわいーー!!、イヤー!!!」
この雄叫びの繰り返し。
飛行機内はその絶叫でアナウンスが聞き取れないほどだ。
さすがにここまで来ると、一番つらいのは母親だと理解はしていても2人とも張り倒してヒコウキから放り出したくなる。 いや、もうこれは本当、頭では理解していてもね・・・、イラッとしちゃうんですよ。
気の長い私でもコレだから、周りは何をいわんやという状況です(笑。
・・・・ところがね。
いやらしい大人って不思議なもんで、純粋なはずの子供が「ひきつけ起こすんじゃないか?」と心配するくらい嫌がっているのを見ると、「もしかしてこの飛行機落ちるんだろうか」とか考え出しちゃうんだな(笑。
そうなると娘の「降りるー!」っていう叫び声も「ヒコウキ落ちるー!」の間違いじゃないのか?、2歳だし、とか深読みしちゃって「携帯電源切ってるけど、今のうちに立ち上げて遺言でも打ち込んどいた方がいいのかな」とか、色んな段取りが頭の中を錯綜しちゃいます。
そんな乗客の雰囲気を察知したキャビンアテンダントさんが連絡したからか、ボンバルでは滅多にない機長からの機内放送が。
「当機は現在高松上空1万5千メートルを順調に航行中です。
大阪のお天気は、低気圧の影響を受けまして、多少の揺れはございますが、安全性に全く問題はございませんので、狭い機内ではございますが、皆様、今しばらくの間、ごゆっくりおくつろぎくださいませ。」
くつろげません。
「イーヤー!!、ヒコウキこわーいー!!」間髪いれずの叫び声に機長のフォローも洗脳された乗客には届かない。
更に娘はたたみ掛ける。
「ヒコウキ止めてーーー!!」
イヤイヤイヤ;
今止めたら予言的中ですから!(笑。
まぁ、私が日記書いてるので、結果としては無事に帰ってきたんですが、結局その女の子は最初から最後までテンション下がらず1時間ノンストップ叫びっぱなしで飛行機を降りました。
(追伸)
ボンバルは飛行機を降りてバスに乗換えて出口に向かうんですが、そのバスの車内でも「このバスイヤーーー!!」と叫んでました。
ええかげんにせい!(怒。