ダメ元で修理してみた

先日、TVをセッティングした日に故障した書斎のスピーカーバー、パイオニアの「SBX-300」。

購入して3年弱で電源が入らなくなったわけですが、以前から電源を入れなおさないと音が出なかったりといった兆候はあったのです。
「仕方ない、こっちも新しくするか・・・」と思いましたが何か納得いかなかったので、調べてみると、まぁ同じ事例の豊富なこと(笑。
どうやらこの機種は同じ個所での故障が多いらしく、修理依頼に出すとメーカーから1万円前後の見積もりが来るようで、1万5千円ほどで買った商品の修理にそんな金額は出せません。
自力で修理した方の情報も豊富でしたので、それを参考にしながら見様見真似で修理してみることにしました。

まずは解体です。
ねじ多いなぁ;。

真ん中のBOXをさらに解体し、中から電源基盤のみを取り出します。

○で囲んでるのが、多分故障の原因となっている電解コンデンサー。

なるほど、修理された方のページを見ても、ほかのコンデンサーと比べて少し真ん中が膨らんでいるようです。
ネットで「1000μF10v」の電解コンデンサーを注文しました。

どうせなら、と「オーディオ用高級コンデンサー」にしたのですが、それでも1個150円ほどw。
でも送料が580円(笑。
まぁ、電車で日本橋に行っても交通費でそれくらいかかりますから、同じと言えば同じ。
基盤から裏面のハンダを取り除き、問題のコンデンサーを引き抜き、高級コンデンサに差しなおしてハンダ付けし、出っ張っている足をニッパでパチンパチンw。

さすが高級コンデンサー、一回りデカかった(笑。

これで修理完了(・・・のハズ)。
基盤を戻して結線しなおし、カバーを閉じて、いざ!、電源ON!。

・・・入ったー!(喜。
この状態でTVの電源を入れますよー・・・(ドキドキ;。

鳴ったーーー!!(笑。
すごい!、本当に直ったわw。
ありがとう!、先人の先生たち!。
こんなど素人の私でも直せました!w。
ちなみにかかったお金は、ハンダとハンダ吸収線で500円、電解コンデンサーは念のため2個買ったので900円弱、合わせて1400円ほどでした。
「ハンダごて」は中学の時に授業で作ったのを引っ張り出して来たのですが、しっかり使えましたw。